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淵上誠 情報ブログ
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100426淵上

撮影:渡邊文幸

4月26日(月)に行われた「ホープフルファイト VOL.6」に、淵上誠選手が出場。
3−0の判定勝ちとなりました。

皆様の暖かい応援を戴き、誠に有り難うございました。

試合の様子は後にこちらにUPしますので、もう少しお待ちください。
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(手に取ってお読みください)

 今月末、4月26日(月)に岳たかはし選手を相手に日本ミドル級タイトル前哨戦を行う淵上誠選手の情報満載なお便り『誠通信』が完成いたしました!

 淵上誠後援会に誠の情報をもれなくお伝えする為に始まった、この通信。めでたく、誠の成長とともに今回でNo,5を迎えました。

 今No,のラインナップは以下の通り!

 *誠、岳、試合展開のポイント!
 *誠、岳、対戦比較!
 *挑戦状、鈴木哲也様!
 *対平林戦、結果報告!
 *誠、高尾山節分会に登場!

 となっております。これさえ読めばここ数ヶ月の誠の行動はあなたのもの!この一品をお読みになった後援会の皆さん、さぁ、試合チケットを購入し誠の成長をお確かめください!

 次回、八王子中屋のランカーレポートは誠の弟分、野崎雅光選手の『まさ便り(仮)』の予定です!乞うご期待!




◎八王子中屋ボクシングジム interview room
淵上誠インタビュー 【2010/4/26 vs岳たかはし】


ジム練習生 「こんどうさん」取材・撮影によるインタビューです!


◎八王子中屋アマチュアボクシングクラブ
平成22年度国体選考会・第1回オープン戦


4月17日(土)に行われた試合に、3名の選手が出場しました。
選手の皆さん、応援して下さった皆さん、お疲れさまでした!


 本日4月9日は、故伊礼喜洋選手の命日です。

 伊礼君は沖縄県から八王子にある大学に入学するため上京すると、同時に八王子中屋ジムに入門し、日々の練習で頭角を現し大学在学中にプロとなりました。そして2001年に無敗のホープとして全日本新人王を獲得しました。
 しかし翌年の3月24日フライ級6回戦、伊礼君は判定での敗北後、リングを下りた直後に意識を失い開頭手術を受けました。2週間ベッドの上で戦い続けた伊礼君でしたが、急性硬膜下血腫により8年前の今日、彼は天に召されました。

 生涯戦績9戦8勝1敗2KO
 第58回東日本フライ級新人王
 第58回東日本フライ級新人王

 伊礼喜洋、彼はそのボクサーとして大きな功績をジムに残しました。しかしそれ以上のものを、目標に向かって逞しく生きることを、彼はその生涯で見せ続けてくれたのです。



 八王子中屋ジムの試合では必ずいつも1枚の応援幕が広げられています。

 それは伊礼君が全日本新人王を獲得し、両拳を天に突き上げ喜びを体現した時のシルエットです。
 彼の普段は寡黙で優しい人柄、そして試合時に見せた勇猛果敢な姿、そんな彼の姿に”秘めたる闘志”を感じ、そんな彼に頑張っている後輩達を少しでも見守ってもらいたい、そんな思いを込め制作されたのがこの応援幕でした。彼はジムの守り神でもあるのです。




 そしてその伊礼君の歓喜のポーズをかたどったブロンズ像を、彫刻家でもある中屋廣隆会長が制作し、2006年の春から全日本新人王となった八王子中屋拳士達に、そこからの更なる成長を願い送る『伊礼杯』として授与してきました。

 2006年、第1代受賞者 荒川仁人選手

 2007年、第2代受賞者 淵上誠選手

 それぞれの年で全日本新人王となり『伊礼杯』を受賞した彼等は今、日本で各自の階級で1位となり、王者まで後一歩と迫る程のボクサーとなりました。

 そして、去年の全日本新人王決定戦でスーパー・フライ級にて優勝した、野崎雅光選手が第3代目となる『伊礼杯』を受賞します。



 野崎は伊礼君が八王子中屋で汗を流していた頃のことを知る、今のジムでは数少ない選手の一人です。当時彼はまだ小学生でした。それでも、そのひたむきな姿を見て幼いながらに彼の”秘めたる闘志”を直に感じた選手なのです。
 その彼がこのようにして『伊礼杯』を受け取るようになるまで成長したことが、ジムとしてはとてもうれしく、きっと伊礼君にも喜んでくれ、更なる成長を願ってくれているだろうと感じています。

 5月12日、野崎は『斎田一門会』のメインイベンターとしてリングに立ちます。その際、この『伊礼杯』の授賞式も予定しております。そしてそのアンアーカードには、新人王予選として出場する林和希選手も試合を行います。
 当日、彼等は必ず闘志あふれる勇猛果敢な姿を見せてくれることでしょう。そう、いつもそうであった伊礼君のように。



 秘めたる闘志 頑張れ!八王子中屋拳士
 今月半ばから八王子中屋ジムは立て続けに試合が行われますよ!皆、チャーリーのタイトル獲得の勢いを繋げられるか!?その意味で彼のベルトの前で記念写真ではなく、その勢いを感じて頂きつつ試合に向けて気合いをちょうだい致しました。
 それでは今月の八王子中屋試合予定をチェックしていきましょう!

4月13日(火)『第90回ダイナマイトパンチ』 会場:後楽園ホール



 バンタム級 4回戦

 森 道晴(7戦2勝2KO5敗)
  VS
 大和田 寿(厚木平野/3戦1勝2敗)


 森君は先日ご紹介しましたね。前回の試合で彼は自分の中の壁を乗り越え、大きな自信を手に入れました(詳しくはこちら、森君、おめでとう!
 ようやく実力に精神が追いついて来た森君、今度の試合ではその距離をさらに縮め、あるいは超えてくれるのではないか!?期待は大です!

森選手からのコメント
 「ジムに今勢いがあるので、良い試合が出来るようベストを尽くします。応援宜しくお願い致します!」


4月16日(金)『第67回東日本新人王予戦』 会場:後楽園ホール



S・ライト級 4回戦

 野崎祐一郎(3戦2勝1KO1敗)
   VS
 小日向佑太(KTT/1戦1勝)

 今年の2月、4年ぶりの復帰戦で判定勝利した(詳しくはこちら、野崎祐一郎の復帰戦)裕ちゃんが、S・ライト級で新人王予選に挑みます!
 父として、働き手として、そしてボクサーとして、そのすべてを背負うのではなく、背中を支えられるようにして、彼は周りに感謝し、トーナメントに臨みます!

野崎選手からのコメント
 「新人王初戦!負ける気がしません!応援お願いします!」


4月22日(木)『日本ライト級タイトルマッチ』 会場:後楽園ホール



 ライト級 10R

 近藤明広(チャンピオン/WBC世界同級30位/WBA世界同級8位/日東/14戦13勝6KO1敗)
  VS
 荒川仁人(WBC世界同級37位/OPBF東洋太平洋同級1位/日本同級1位/18戦16勝11KO1敗1分)

 荒川仁人、自身2度目のタイトルマッチが近づいて参りました。
 前哨戦を危なげなく勝利した荒川さん(詳しくはこちら、21日後楽園、荒川勝利、日本タイトル挑戦へ!)、今度の彼は、去年の彼とは違いますぞ!何かを計る必要等なし、荒川100%のタイトルマッチ仕様で当日はリングに上がります!
 そんな荒川さんが成長著しい王者にどう対抗するのか?二人の前の試合の評価はそれほど意味を持たないのではないか?
 今度のタイトルマッチ当日、二人は比べ物にならないくらいの成長と真の実力を見せてくれるかもしれません。

 更に、荒川さんには王者となる者のメンタルトレーニングをして頂きました!*協力:チャーリーチャンピオン。



 似合うじゃないですか!このイメージで当日も頑張って下さい!

荒川選手のコメント
 「ベストなコンディションで臨みます!」


4月23日(金)『角海老ボクシング』 会場:後楽園ホール



 ウェルター級 8回戦

 高山樹延(日本ウェルター級11位/角海老宝石/10戦10勝3KO)
  VS
 中村尚平太(19戦10勝4KO7敗2分)

 今年1月、6年ぶり、しかも日本上位ランカーとの復帰試合でほろ苦い敗戦で始まった中村尚平太の2010年(詳しくはこちらで、中村尚平太選手の試合)。
 しかし、そんな試合後、彼のもとにまたもランカーとの対戦チャンスが訪れました(詳しくはここで、尚平太、練習復帰。そして既に決定、次の試合!いや、別に書くのが面倒という訳じゃないですよ(汗))
 今度の試合に向け、尚平太はただ単純に、一つの”もの”を目指し試合に臨みます。
 問:その”もの”とは何でしょう?
 ヒント:当日彼はそれをリングの上で見せてくれるでしょう!
 答え:それは試合後に分かります!

中村選手のコメント
 「頑張ります!!」

4月26日(月)『ホープフルファイト VOL.6』 会場:後楽園ホール


 71.6kg 8回戦

 淵上誠(東洋太平洋ミドル級4位/日本同級1位/18戦12勝4KO6敗)
  VS
 岳たかはし(東洋太平洋ミドル級6位/日本同級2位/川崎新田/16戦11勝6KO4敗1分)


 フッチーが再び日本タイトル前哨戦に臨みます!
 去年の日本タイトルマッチで、納得しきれない敵地での判定負けから、彼は自分に足りなかったものを徐々に身に付けている事を、復帰後2戦連続で証明してくれました(詳しくはこちら、淵上誠、またも左ストレート炸裂! in『レイジング・バトル』)。
 今度の相手岳選手は、タフでトリッキーなサウスポー、フッチーも初体験のタイプのようです。サウスポー対決という事で、いつものオーソドックスとの戦い以上にパンチの交換が激しくなる事は必至!
 そんなとき、彼のボクシングスタイルが活き、新たな武器がさらに威力を発揮してくれるでしょう!
 去年の悔しさの分だけ、本当に強くなり続けているフッチー。日本ランク1位VS2位の本物の前哨戦で、もう一度本物の挑戦者となるべく彼はリングに上がります!

淵上選手のコメント
 『きばっど!』(鹿児島弁で、頑張るの意味です。)



4月30日(金)『WORLD PREMIUM BOXING VOL.11 The REAL ダブル世界タイトルマッチ』 会場:日本武道館



 58kg 4回戦

 林崎 智嘉志(1戦1分)
   VS
 尾川 賢一(帝拳/デビュー)

 今年1月にデビュー戦を惜しくも引き分けた智嘉志君(詳しくはこちらで、横田知之、林崎智嘉志のデビュー戦)。
 今年の新人王参戦はなりませんでしたが、夢の舞台、武道館の世界戦尾前座で2戦目を戦う事が決定!相手は大学時代に日本拳法で入賞する他競技の実力者。
 しかし、当日行うのはボクシングですよ!どうか智嘉志君には今度こそ、その才能豊かな動きを結果に結びつけてほしいです!彼にはそれが出来るはずだから!

林崎選手のコメント
 「応援宜しくお願いします!」



 ということで、今月中旬より八王子中屋ジム『春の乱』が開始します。皆様どうか各選手に向け暖かい、または熱い(生温いのはちょっと、、)応援宜しくお願い致します!

 そして何より八王子中屋拳士達のベストを尽くす試合を楽しんで下さいね!



(今年の終わり頃、いったい誰の腰にベルトが巻かれているのか!?あるいはだ、、いや、それはない!)

 2月にJBCから発表された日本ランキングで、八王子中屋拳士達の3人が日本の
3階級で1位にランクされました!


 荒川仁人選手(WBC世界同級35位/東洋太平洋ライト級1位/日本同級1位)

 チャーリー太田選手(東洋太平洋S・ウェルター級3位/日本同級1位)

 淵上誠選手(東洋太平洋ミドル級6位/日本同級1位)

 チャーリーは3月25日、仁人は4月22日にタイトルマッチ。淵上君は4月26日にタイトル前哨戦です。

 皆、大きな注目を浴びるようにしてデビューした訳では決してありません。敗戦だって各自経験しています。それでもここまで来れたのは、きっと彼等が明確な目標を持ち、そのために生活し、そして1戦、1戦をこなして行ったからなのでしょう。

 そんな彼等が教えてくれる事、

 それは誰だって、敗戦したって、ここまで来ることもできる、という事です!確かに才能も彼等にはあります。しかし、それ以上の努力なくしてここまで来れる選手はそうはいないでしょう。いるなならさっさと、、

 今の選手達にも、プロを目指すアマ選手達も、あるいはボクシングをこれから始める君たちだって、その可能性はあるのです。そんな事が彼等の歩みに見えて来ます。

 だから3人には、今度の試合で(淵上君はまず前哨戦!)それをどうにか形にしてほしいですね。まぁ、相手も同じ歩みでベルトにたどり着いてもいるのですが、、、だからこそ勝利には価値がある!

 3人共、皆にその歩みを見せてくれ!

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